今度は、「種」を育てる
第2章では、 良いものを入れる前に 「出せる身体」をつくりました。
第3章では、 女性ホルモンと月経周期を知り、 身体に「巡り」を取り戻してきました。
そして第4章では、 いよいよ 卵子そのものに 目を向けます。
アーユルヴェーダでは、 卵子や精子を Bija(ビージャ)=「種」 と考えます。
命を迎える畑を整え、 水や栄養が届く道を整えたら、 次に育てたいのは その畑に宿る「種」です。
この章で知ってほしいこと
妊娠を考えるとき、 どうしても気になるのが 年齢です。
年齢が卵子に影響することは、 無視できません。
けれど、 年齢という数字だけを見ていても、 今日からできることは見えてきません。
この章で見ていくのは、 卵子を支える
毎日の身体の状態。
細胞のエネルギー。
睡眠。
そして体質。
「何歳だから」で終わるのではなく、 今の自分が これから何を整えていけるのか。
その視点を持って 卵子を見ていきます。
この章のキーワード|Bija
Bija(ビージャ)は、 サンスクリット語で 「種」を意味します。
妊娠力セルフチェックでは、 卵子と精子、 命の「種」に関わる視点として Bijaを見てきました。
第4章では、 その女性側である 卵子を中心に扱います。
そして第5章では、 もう一方の種である 精子へ進みます。
この章で学ぶこと
002|ミトコンドリアを制する者が、妊娠力を制する
卵子が成熟し、 受精後に細胞分裂していくためには、 大きなエネルギーが必要です。
そのエネルギーを支える ミトコンドリアという 細胞の仕組みを学びます。
004|あなたの体質にあった、強くて質の良い種の育て方
ヴァータ・ピッタ・カパでは、 身体が乱れたときの方向が違います。
生理の状態も手がかりにしながら、 自分の体質に合った 「種」の育て方を整理します。
第1章からここまで、 私たちは 卵子だけを追いかけてきたわけではありません。
身体に余力をつくる。
入れない。
溜めない。
出す。
巡らせる。
女性ホルモンのリズムを知る。
ここまで積み重ねてきたのには、 理由があります。
「種」だけを育てることはできない
卵子は、 身体から切り離された 独立した存在ではありません。
あなたの身体の中で育つ、 あなたの細胞の一つです。
だからこそ、 卵子だけに何かをするのではなく、 その卵子を育てる身体そのものを 整えていきます。
年齢は変えられない。
でも、今日の過ごし方は選べる。
第4章では、 年齢という数字だけに 目を奪われるのではなく、
今日から自分にできること へ視点を移していきましょう。
まず001では、 なぜ 「卵子の質は、あなたの毎日でつくられる」 と考えるのか。
第1章から積み重ねてきた 身体づくりと卵子を、 一つにつなげていきます。